授乳、睡眠についてのメモ
暇なので育児に関することを色々調べています、そのメモその2。
授乳
WHOガイドライン
母乳育児については ちょっと理系な育児 がWHOのガイドラインを日本語に翻訳したものを載せていて詳しい。
- 6ヵ月までは母乳のみを与え、それ以降は補完食を与えつつも2歳以上までは子供の求めに応じて母乳を与えることが望ましいとのこと。
- オキシトシンの分泌を促すためには直接授乳が望ましいとのこと( 母乳を"出す"ホルモン、オキシトシン①仕組み )
- 授乳スキルまとめ( ●新生児の授乳の仕方|一番ていねいなコツのまとめ )
- 「要求に応じた授乳」「赤ちゃん主導の授乳」「制限なしの授乳」が推奨されている。( ⑧赤ちゃんに優しい病院では、赤ちゃん主導の授乳を奨励されます)また、スケジュールを決めた授乳は哺乳不足の原因になるとされている。( 母乳不足の原因になる授乳の仕方)
- 直接授乳ができない場合、哺乳瓶は乳頭混乱を起こす可能性があるため推奨されず、カップフィーディングが推奨されている。( ⑨赤ちゃんに優しい病院は、哺乳瓶やおしゃぶりは使いません )( カップフィーディングのやり方 (図解) )
- 乳腺炎の予防のためにも、赤ちゃん主導の授乳、昼夜を問わない授乳、正しい方法での授乳が重要とのこと。また、乳腺炎は産後最初の12週間に74%~95%が発生する。( ●目次●乳腺炎の原因と対処法|WHO )( 乳腺炎予防に最も効果が期待できること|WHO )
- 「離乳食」ではなく「補完食」という呼び方が提唱されている。母乳の代替ではなく、母乳を補完するための食事であると位置付けられている。具体的な質、量については 離乳食のカロリーを考えたことはありますか?WHOが定める質・量・頻度
とはいえ……
- 母乳を求められるがままに昼夜問わず2歳以上まで与えるのが子供の健康にも乳腺炎予防にも大事なのよくわかったけど、夜も細切れの睡眠しか取れない状態が何ヵ月続くかわからない、という生活してたら死ぬか殺すかになってくる気しかしないし、添い乳も窒息死させる気しかしないので、夜長めに眠ってくれる方法があるならそうしたい(後述のジーナ式)。とりあえず「授乳回数が産後8週間に1日(24時間)で8回以下、8週以降に1日(24時間)で5-6回以下だと少なすぎ」の指標だけはせめて気にする。
- 2歳まで母乳を与え続ける、というのも、保育園に入れるとなかなか難しくなりそう。朝と夜は授乳して、昼間は職場で搾乳して、保育園で搾乳したものを飲ませてもらうという方法が書かれていたけど、保育園が対応してくれるかどうかが怪しい。
睡眠
スケジュール
ジーナ式育児
というものがあるらしい。
イギリスのカリスマ的な乳母が経験から作った育児方法。ミルクをあげる時間、昼寝の時間、起床就寝の時間を決めてスケジュール通りに世話をすることで、「夜勤」を減らすことが目標……らしい。
1月末に改訂版が出るらしいので、それを予約した。まだ読めていないけど、ネットで感想等を見た感じだとこんなっぽい
- 寝るときは真っ暗な部屋に毎回連れて行く、寝かしつけるための抱っこや授乳は禁止(寝ることとそれらのことをセットで覚えさせない)など、寝付きやすくする習慣づけをする
- 空腹やおむつなど、理由があっての夜泣きにはすぐに対応するべきだが、保護者が見当たらなくて不安、といった夜泣きには毅然と対応することで、一人で寝られる子供にする
授乳スケジュールを決めている時点でWHOのガイドラインと真逆なのではという感じだけど、寝たいので……。
ちなみにこういう、子供が夜スムーズに眠れるようにしつけて寝かしつけの苦労を減らす一連の取り組みのことを「ねんねトレーニング」略して「ネントレ」と呼ぶらしい。語感が気持ち悪い。
ジーナ式をやった人の体験談とか寝かしつけについての体験談等
子育て カテゴリーの記事一覧 - Try Something New
育児がめっちゃ楽になる「ジーナ式」のメリット・デメリット解説。これは旦那さんから奥さんに勧めてほしい
ジーナ式のメリット・デメリットを正直に書く|それいけジュニアくん
“寝かしつけ”なし!自分時間も確保♪ネントレで理想的な就寝スタイルに | ぎゅってWeb
またあした!ジーナ式|ジーナ式ネントレ成功者による育児ブログ
ジーナ式とファーバー式 効果絶大! 赤ちゃんが夜から朝までぐっすり眠れるようになった方法 | SoCal The Life
赤ちゃんのねんねトレーニングコンサルタントを雇ったら QoL が爆上がりした - tomoima525's blog
ねんねトレーニングは子どもの脳に悪影響? | ハフポスト LIFE
赤ん坊を寝かせる環境
主にSIDS予防のことを考える
乳児突然死症候群 (SIDS) - 23. 小児の健康上の問題 - MSDマニュアル家庭版
- 安全のため添い寝はせず、必ずベビーベッドを使う。
- 異常時になるべく早く気づけるよう、ベビーベッドは両親の寝室に設置する。
- 安全のためベビーベッドには何も置かない。ベビーベッドガード等も使わない。布団も使わない。(参考 毛布も枕もNG―乳児の突然死予防に新指針|医療ニュース|Medical Tribune )
- 寝る条件を覚えさせるため、常に真っ暗な寝室で寝かせる
- SIDSリスクを低減できる効果はないが、親が精神的な安定を得るため、真っ暗な部屋に置いたベビーベッドの様子を別の部屋から確認できるベビーモニターを設置する。
ベビーモニターも海外の安いやつとか色々あるんだけど選ぶ労力が結構かかるので国産の高いやつをとりあえず買おうかな